作成:2014/6/19
2013年に完成したライブハウス。運営はテレビ朝日であり、テレ朝の本社がある六本木に立地している。ライブハウスであるが、シーティング形式での公演も想定した構造になっているのが他の会場と違うところである。
最寄駅は東京メトロ日比谷線の六本木駅。大江戸線の六本木駅だとちょっとだけ歩く距離が長くなる。
六本木駅の出口は2番出口が最寄り。ただし大江戸線からは日比谷線ホームを経由しないと2番出口に行けないため、その場合は4b出口を使うことになる。どちらにしても少し歩かなければならないので、雨の日などはちょっと面倒くさい。
どの方法を使うにしても、乗り換えは事前に確認しておくほうがよいだろう。
目の前の大通り(六本木通り)の反対側は六本木ヒルズなので、時間があるなら買い物はいくらでもできる。逆に時間つぶしをしたいとしてもこれ以上の場所はないだろう。
一方で時間がなく買い物だけしたいという場合でも、地下鉄の駅から会場までの直線の間にコンビニはあるので、困ることはないだろう。
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会場は地下にあるため、入場するとまずエスカレーターを降ろされる。B1が会場の2階席、B3が会場の1階席に相当する。
この会場の特色として、1階席を全席指定にする場合は他のライブハウスのようにただ椅子を並べるだけではなく、横浜アリーナのアリーナ席や日本ガイシホールのブリージア席のように、ひな壇状の座席を壁から引き出して使うという点がある。そうすることで指定席形式の公演の場合にほぼホール公演と同等の環境が提供できるので、ライブだけでなくミュージカルなどにも利用されることが多い。
一般的なライブハウス会場と同様に考えてもらえばよい。少し違う点を挙げるとすれば、他の会場だとフロアの段差がだいたい半分から後ろにあるのに対して、ここは前方1/3くらいのところにあるということくらいであろう。
また、この場合、1階席と2階席の間にバルコニー状に3列だけ固定席がある。しかし構造上たいてい関係者席として使われることが考えられるので、一般客にはあまり関係ないであろう。
1階席が全席指定の場合は、前述の通り一般的なホールと同様に後方がひな壇状になるため、非常に見やすい。座席表は下の写真のとおりで、この図のH列より後ろは1列ごとに段差がある。
A列〜G列に相当するフラットな部分の座席は下のような感じ。ここはパイプ椅子(といってもよくある安物ではなくちゃんと専用の椅子が用意されている)になる。
H列から最後列のV列まではは下のような感じ。この部分は最前列のH列以外は段差ごと後方の壁から引き出されているため、ぱっと見はごく普通のホールのように見える。ただし飛び跳ねると床がきしむなど、仮設のひな壇であることはすぐわかる。
なお、上述の通り、この最後列の3列(T列〜V列)だけは収納できない固定席なので、S列より前と比べて床がしっかりしている。
ちなみに、先ほど1階席はB3フロアにあたると書いたが、この状態だと1階席の最後方はB2フロアから入場できる。
2階席の座席表は下の通り。Zepp Tokyoなどと違い、最後方に立見スペースはなく、びっしり座席で埋まっている。
2階席の下手最後方から見たステージ。他のライブハウスと同様に見やすい。
少なくともdocomoは普通に使えた。
B1〜B3の各フロアにトイレがあるので、他のライブハウスよりは余裕がある。
この会場の特徴としてコインロッカーの多さがあげられる。たとえばB3(1階席のフロア)のロビー部分などは、下のようにロッカーで埋め尽くされている。全フロアを合わせると約1,100個あるので、1,700強のキャパに対するロッカーの数としては十分であろう。
客席数 | オールスタンディング時 1,746人 座席指定 920席 |
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所在地 | 〒106-0031 東京都港区西麻布1-2-9 |
電話 | 03-6406-2222 (代) |
オフィシャルサイト | http://www.ex-theater.com/ |