2014/10/24 - PIERROT@さいたまスーパーアリーナ

 どうも、中の人です。今日はキチガイまつりinさいたま(出演はPIERROTさん)に参加してきました。


 PIERROTとしては8年ぶりのライヴ、まあいわゆる再結成ライヴってやつですね。4月に新宿で発表があってからこれまでだいぶ盛り上がってきていたわけですが、いかんせん今日は金曜日。ファンがほぼ間違いなく社会人になっているのにさすがに平日というのは無謀だったようで、天井を下げて400レベルは5列くらいしか使っていませんでした。
 オールスタンディングのイベント以外で天井を下げてるの見たのは初めてです。しかも200レベルの後方にはだいぶ空席があり、これ400レベル使う必要なかったんじゃないの?と思ってしまいました。なんともはや。
 いちおうどのくらい下がっていたかというと、こんな感じです。上が今回の座席、下は参考までに通常時の座席です。この写真を見ればわかるとおり400レベルはけっこう列があるんですが、今回はそんなものは見えず、400レベルのすぐ上まで天井が迫っています。



 でもまあ、突っ込みたいところはそこだけで、ライヴが始まってしまえばそりゃもうすごいことになっていました。ラストシングルであり今回のライヴタイトルにもなっているHELLOを皮切りに定番曲のオンパレード、これで盛り上がらないわけがありません。
 といっても僕はPIERROTは当時でも舐める程度にしか聴いてなくて、ライヴも何度か行ったものの音源を聞き込んだわけでもないので当時のノリを体が覚えているということもありません。なのでそれほど感傷的になることもなく、普通にPIERROTのライヴとして楽しませてもらいました。
 客席の一糸乱れぬフリは健在でしたし、MCのキチガイっぷりも、書くまでもなくいつも通りでした。いいですねこの厨二感、間違いなく僕の青春の一ページです。
 もちろん僕もAdolfではしっかり手首を打ち付けたし、MAD SKYでは「耳を澄ましてごらん」→「誰ガア゙ー!ダデニ投票ジデモ゙オー!オ゙ンナ゙ジヤ゙オ゙モ゙ッデーー!!」も見れたし、ばあちゃんが言ったMYCLOUDも聴けたので満足です。
 セットリストについても、特に好きなSEPIAHILLが両方聴けたので、むしろもうやるべき曲全部やっちゃったんじゃないかぐらいの気がしていましたが、帰りにあらためてmp3プレーヤ内の曲を眺めてみるとけっこうやってない曲ありましたね。
 よく考えたら僕が唯一聞き込んだファーストアルバムのFINALEの曲がMAD SKYだけだったようです。あとライヴ的な曲ではDramatic neo anniversary神経がワレル暑い夜あたりもなかったので、この辺は明日でしょうか。そう考えると明日も行きたくなります。行かないけど。
 そういえばMCで、後ろまで埋まってて〜とか、スタンドの上のほう高いなぁ!とか言いだすので、どう反応すればいいのかわからなくなってしまいました。ガラガラなのは当然本人たちも分かっているはずなので、聞いてるほうがちょっと悲しくなってしまいます。

 でもライヴ自体はすごく楽しくて、動員が悲惨だったことなどケロッと忘れてしまっていたわけですが、明日がどうなるかすごく楽しみです。もちろんセトリ的なものもそうですが、明日ははたして天井は上がるのか、行った方どなたか教えて頂けるとうれしいです。さすがに明日は今日より入るはずだから、天井も上げると思いますけどね。

 そうそう。MYCLOUDについてなんですが、ばあちゃんが言った曲としてピエラーの中では認知されていますが、これはhideのピンクスパイダーに対する彼らなりのアンサーソングなんですよね。これもまた有名な話ですが。
 で、この曲が初披露された2004年8月の武道館ライヴのレポがHDDに残っていまして、その中でこの曲についてのキリトのMCがメモってあったので最後にそれ貼っておきます。
「俺たちがまだインディーズでほんとにちっぽけだった頃から、この業界の腐った奴らに負けるなといつも言ってくれた偉大なミュージシャンがいました。その人はいつも自由になりたい、翼がほしいって言っていました。空の雲は自由だけど、俺は地面をはいつくばるちっぽけな蜘蛛だと。その人はそういう曲を残してどっかにいってしまいましたが、俺たちは翼なんて要らない。自由は自分たちで作り出す。そういう意味で作った新曲です・・・」

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