代々木第一体育館


最終改訂:2014/5/31

 正式には「国立代々木競技場 第一体育館」。ここはなぜかライブ会場が集まる一角であり、 その中でも最大の規模を誇る。アリーナツアーとなれば、東京の会場はたいていここである。

 ここの特徴といえば、なんと言っても音の悪さ。 そもそもコンサート会場でないのだから仕方ないのだろうが、都内でも一、二を争うほどだと思われる。 また、もうひとつの特徴は、会場と外を隔てる壁や扉がないため、音が外に丸聞こえだということである。 チケットがなくても、入り口までいけばしっかり聞こえるので、参加した気分になれる。 昔は会場の入り口で携帯を向けて録音(?)している風景を時々見かけたが、今それをやって怒られないかどうかはわからない。ただ、それで聞き取れるレベルの音漏れだということは間違いない。

 そして、初めてここでライブを観る人がたぶん陥りがちなトラップだと思うのだが、 スタンドはAブロックが一番後ろという席配置である。チケットを取った時の喜びが、会場に行って絶望に変わる。実に残酷な会場である。しかも、前方はどこまで解放するかわからないため、何ブロックが一番良い席か分からないなど、なかなか客泣かせな会場である。

ガラケーで見ているため、このサイトがまともに見られないという方向けの超簡易版はこちら

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当ページでは、一部L'Arc-en-CielのSMILE TOUR 2004の時の写真を使用しております。このライブは通常時と異なりステージが原宿口側に作られたため、解説のために写真を左右反転し、通常と同様ステージが渋谷口側にあるように見せているものがあります。ご承知おきください。

1. アクセス

 JR原宿駅か地下鉄明治神宮前駅が最寄り駅。会場名に騙されて代々木駅で降りてはいけない。JRの方が混んでいるので、地下鉄を使うのが良いかもしれない。しかしどちらの駅を使うにしても歩道橋がひとつしかないため、とんでもない混雑になる。せめて終演後に敷地から出る際には、入る時に使ったであろう正門ではなく、会場を出て向かって右の通用門から出れば少しは混雑を回避できる。

 会場の出入り口は、下の座席表に書いてある原宿口になる。渋谷口は閉鎖されている。
 また、渋谷駅から来れば、裏手の旧SHIBUYA-AXの脇から会場の裏を通って入ってこれる道もあるので、こちらを使うという手もある。

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 駅から会場までの行き方を写真で案内してみたので、初めて行く方はそちらも参考にしてほしい。

代々木第一体育館へのアクセス

2. 座席解説

 典型的なアリーナ会場。アリーナ、スタンド1階、スタンド2階の3種がある。まれに立ち見も出る。まずは座席イメージと実際の写真を見てほしい。


座席全体のイメージ。

実際の会場内。

 詳細な座席表も用意したが、特にアリーナ席は毎回微妙に異なるのであくまで参考程度にしてほしい。


 また、実際に座席からステージがどのように見えるかがイメージできるページも用意した。アリーナ席の例がないなどまだ不十分ではあるが、一応参考までにということで。なお、公式サイトでも同様に客席からの眺めは紹介されているが、そちらはスポーツでの利用を想定したもののため、ステージ位置などはわからない。

代々木第一体育館 ステージの見え方

(1) アリーナ席

 前からA〜Dブロックに分かれ、それぞれがステージ向かって左(下手)から1から始まり、6か7ブロックまで分割されるのが一般的な配置。 アリーナ席に段差はないが、時々Dブロックだけは全体的に10センチ程度の底上げがされることがある。 とはいっても気休め程度であり、基本的にアリーナCやDはスタンドも含めて最も悪い席といえるだろう。

 アリーナ席全体の広さについては、主要アリーナ会場の距離比較もあわせてご覧ください。

 また、アリーナ席入り口はスタンド席と異なり、会場敷地に入って右手になる。係員が誘導しているはずなので、 その指示に従えばよい。ただし、開演後はスタンドと同じく原宿口から入らされることもある。

 一般的には、ブロック内での1列は10席または12席となることが多いようである。たとえば1列10席だとすると、つまり、○ブロック1〜10番がそのブロックの最前列、11〜20番が2列目、といった具合となる。
 また、すべてのブロックが同じ条件ではなく、左右の端のブロックだけ10席(あるいは8席)、中央部分は12席といったような組み合わせになることもある。
 上に載せた座席表のアリーナ席は、左右を7ブロックに分割し、両端が1列8席、ひとつ内側が10席、さらに内側が12席という例である。

 ほかにこの会場の注意点としては、アリーナ席が左右対称でないという点である。上手後方にアリーナ席の入り口があるため、Cブロックの上手側(C6〜C7あたり)が欠けることが多い。対称でないから困るというわけではないが、ちょっと変わった点ということで一応記載しておく。

 また、まれなケースとして、ブロック分けはされず、一般的なホールなどと同じように列+席番号のみで表記される場合もある。その場合、仮に上の座席表と同じ配置だとすると、最後列は72列となり、左右は1番から72番まであるということになる。

(2) スタンド席

 ここは1階も2階も別々に説明するほどの大きな違いはないので、まとめて解説する。

 スタンドは北と南に分かれ、北が上手、南が下手になる。
また、1階、2階に共通することだが、Aブロックが一番後ろである。 通常Aなら一番ステージに近いと考えてしまいがちだが、この会場に限ってはその考え方は通用しないので注意して欲しい。 一番後ろはAであることは確実だが、一番ステージに近い席が何ブロックになるかは毎回異なり分からない。 ステージセットの都合や、チケットの売れ行きの都合で前方をどこまで開放するか分からないからである。一般的には、上の写真のようにHやJあたりまで開放することが多い。

 縦長の会場であるため、ステージに近いほどステージを横から見る形に近くなり、見切れ部分が多くなる。一方、ステージから遠いと、ステージ全体が見えるので演出効果をもっとも楽しむことができる反面、アーティストからは遠くなる。ステージ全体を見たいのかとにかくアーティストを近くで見たいのかで狙うべき席が逆になるので、オークション等で席を選んでチケットを買おうとする場合はよく考えるべきである。

 また、南スタンド1階の中央にロイヤルボックスがあるが、ここは通常は関係者席になり、一般客は入れない。

 以下にスタンドからの眺めを載せておく。左右対称の会場であるため、南北スタンドの違いは視界が左右反転したようになるだけである。


2階北Cブロックから。

1階南Hブロックから。

1階南Bブロックから。

2階南Bブロックから。

(3) 原宿口側にステージを設置する場合

 ごくまれにステージを原宿口側に設置することがあるが、そうなるとLブロックが一番後ろということになる。普通はこれを想定する必要はないが、あらかじめ告知されている場合、また知らされていなくてもオークションなどでLブロックまでスタンドのチケットが出回っているのにAやBが全く出ていないというような場合は注意が必要である。下の写真は2004年のL'Arc-en-Ciel公演でステージが原宿口側に設置されたときのものである。

3. その他情報

(1) 飲食物(会場外)

 原宿から来るならば、コンビニはJR原宿駅表参道口の横にあるNEWDAYSと、道を渡った反対側にあるam/pmの2店舗のみとなる。どうしてもこの2店舗は会場までの途中になるので混雑する。 この場合は、少し遠くなるが竹下口から降り、竹下通りのダイソーやコンビニで買い物をするのがベター。 開場前には露店が出ているが、こちらは缶ジュース1本200円なのでおすすめできない。

飲食店を調べる → ぐるなび ホットペッパー 食べログで原宿駅周辺を調べる

 渋谷から来る場合は、区役所の手前のファミリーマートが最寄りコンビニになる。 代々木体育館目当ての客は普通は原宿から来るのでそのせいで混雑することはまずないが、同日に渋谷公会堂やNHKホールでイベントがあると混雑するので、渋谷の街で食料やドリンクを買ってきたほうがいいかもしれない。食事は渋谷駅から会場までの途中にいくらでも飲食店があるので困ることはない。

飲食店を調べる → ぐるなび ホットペッパー 食べログで渋谷駅周辺を調べる

(2) 飲食物(会場内)

 スタンド入り口を入ってすぐ右手に自販機がある。値段は普通だが、紙パック飲料しかないのでちょっと物足りない。開演前やアンコール待ちの時には列ができていることも多い。


2014年5月時点の自販機。
これはお茶しかないが、別の自販機にはジュースなどもあった。

 また、北スタンド、南スタンドそれぞれの1階席をおりたところのロビーに簡単な売店があるが、いつまで開いているのか不明なのであまりあてにはならない。会場内にはここ以外に食べ物を買えるような施設はないので、外で買って持ち込むのがいいだろう。


北スタンドの下にある売店。

南スタンドの下にある売店。
(3) トイレ(会場外)

 原宿から来る場合は、駅のトイレで済ませるか、敷地内に入ってからは入場口の手前右手に公衆トイレがあるのでそこを使うしかない。ただし敷地内のトイレはたいてい長蛇の列になる。時間に余裕があれば、代々木公園内の公衆トイレを使うという手もある。

 渋谷から来る場合は、もちろん上記の敷地内のトイレでもいいが、途中に西武や丸井などのデパートがたくさんあるので、そちらのほうがきれいでもあり、お勧めである。また、途中にある渋谷区役所も当然ながら一般客用のトイレがあるので、そちらもすいていて使いやすい。ただし時間が遅すぎると役所自体が閉まっている。

(4) トイレ(会場内)

 男女ともに数が足りないと思われる。たいてい並んでいる。開演前やアンコール時にトイレに行くのは難しいため、開演中に行くか、入場前に外で済ませるべきだろう。
 スタンド席の場合は、南北それぞれの1階席から降りた先のロビーにトイレがある。アリーナ席の場合は不明。

(5) コインロッカー

 会場周辺および会場内にはロッカーがないので、駅のロッカーを使うしかない。

(6) グッズ販売

 会場の外で行われるため、チケットがなくても買うことができる。場所は通常は会場の入口に向かってすぐ左手にあるので、誰でも分かるだろう。具体的には下の写真のとおりだが、正面に見えているのが会場入り口で、左手に見えている白いテントがグッズ売り場である。
 開演後の場内での販売はほぼ行われないので、あてにしてはならない。

(7) 持ち込み

 可能。食べ物・飲み物ともに客席に持ち込める。

(8) 携帯電話

 電波は問題なく入る。

(9) 車椅子席

 チケットに関係なく、1階北または南スタンドの後ろに作られる。ステージからは遠いが、障害物がないため全体が見渡せる席になる。


車椅子席とステージ。

 上の写真は北スタンド側に車椅子席がある場合だが、南スタンド側も同じ場所にスペースがとられる。北と南どちらを使うかはその主催者次第だが、一般的には先に南を使い、埋まってしまったら北も使うようである。

 上の写真は南スタンドの車椅子席から見たステージ。距離はあるが視界を遮るものがないため、中途半端なスタンドの真ん中辺の席よりは見やすいだろう。

4. 終演後

 規制退場にはならない。なのでゆっくり出られると思うかもしれないが、スタンド席の出口はひとつしかないため、 大混雑である。できればちょっと早めに席を立ち、あとは通路で立って観て、終わると同時に出口に向かうのがベストであろう。 しかしこれを早くやり過ぎると、係員に席に戻るよう注意されるという諸刃の剣。素人にはおすすめ出来ない。
 外に出た後は、原宿に向かうか渋谷に向かうかの二択になる。渋谷に向かうならば、会場出口から出てすぐ右手に向かい、 大きく会場を回る感じで裏から渋谷方面に出られる。
 原宿に向かうならば、先程も少し述べたが通用門から出れば少しは混雑を回避できるかもしれない。 しかし最終的には駅で詰まることになる。原宿自体があまり大きい駅ではないので、ある程度は覚悟した方がよい。

 意外な穴場なのが地下鉄で、明治神宮前駅はたいていすいている。また、すこし歩くが、原宿側の出口から出て左(原宿駅と反対側)へずーっとまっすぐ行き、NHKホールへの入り口を過ぎて坂を下りていくと地下鉄代々木公園駅がある。ここはまちがいなくすいているので、歩いてもいいならかなりおすすめである。

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5. 公式情報

客席数13,665席(スタンド9,079席、アリーナ4,586席)
所在地東京都渋谷区神南2-1-1
電話03-3468-1171
オフィシャルサイトhttp://www.jpnsport.go.jp/yoyogi/