横浜アリーナ

最終改訂:2017/7/14
(微修正:2018/7/31)


 神奈川県最大のコンサートホール。通称「横アリ」。アリーナツアーを組む場合、ほぼ確実にこの会場は日程に入る。 新幹線が止まる駅なので、遠征して来る人にはいい場所だが、在来線でのアクセスはちょっと不便なのが欠点である。 縦長の会場であるため、席によってだいぶステージまでの距離が違う。そこは注意して欲しい。 大会場の割には音響に気を遣って造られた会場であり、比較的音がよいのも特徴。


1. アクセス

 JR、横浜市営地下鉄(ブルーライン)の新横浜駅が最寄り。最寄りと言っても駅の目の前にあるというわけではなく、歩いて5〜10分程度かかる。途中で飲み物を買いたいなどという場合は、20分程度は余裕をみてくるほうが焦らないですむであろう。

 JR、地下鉄それぞれの駅から会場までの行き方を写真で案内してみたので、初めて行く方はそちらも参考にしてほしい。

横浜アリーナへのアクセス

 そもそも新横浜駅は、新幹線の駅があるので遠征する場合は非常に便利だが、首都圏の人が在来線で行くにはかなり不便な場所にある。

 まず、渋谷から東急で来るとなると菊名での乗り換えが発生する。菊名駅は東急東横線とJR横浜線の乗り換え駅として普段から非常にたくさんの人が利用するが、その割に駅が小さいため、ライブなどのイベントで短時間に利用者が集中すると大混雑してしまう。
 一方横浜からだと路線図上はJR横浜線で一本のように見えるが、実は直通の横浜線の本数が少なく、かなりの確率で東神奈川駅での乗り継ぎを強いられる。地元の人なら知っていることだが、遠征してくる地方の人は普通は分からないと思うので注意してほしい。
 横浜市営地下鉄ならば横浜から直通だが、JRよりも地下鉄のほうが運賃が少し高い。地下鉄は横浜アリーナに行くにはJRよりも近くに出られるし、JRと比較して圧倒的にすいているというメリットがあるが、もし横浜駅でJRや東急、京急と乗り換える場合はかなり歩くので面倒くさい(ちなみに相鉄線なら近い)。

 横浜線の下り方面(町田・八王子方面)から来るか、普段から地下鉄ユーザーであるならば特に不便なことはないが、それ以外の人は、どの方法を使うにしてもきちんと乗り換え案内を確認しておくべきだろう。

2. 買い物

 オフィス街だけあって会場の周りにはコンビニがたくさんあり、買い物には困らないだろう。 駅前のビルにはファーストキッチンやマクドナルドなどのファストフードを始め、居酒屋や食事処などがけっこうたくさん入っているし、横アリの正面出入口から直進した道には居酒屋、ファミレスなども揃っている。

 また、2008年に新しくなった駅ビル(キュービックプラザ新横浜)にはレストランもたくさん入居しているので、食事に困ることはないと思われる。

 飲食店を調べる → ぐるなび  ホットペッパー 食べログで新横浜駅周辺を調べる

 また、実は会場敷地内にもコンビニがある。新横浜駅から普通に向かった場合、会場入り口を少し越えたところになるので気づきにくいが、セブンイレブンがある。

3. 座席案内

 横浜アリーナでのイベントは、公式サイトではAパターン、Bパターン、中央パターンの3種類の座席配置があるとされているが、コンサートで使用されるのはAパターン(会場を縦長に使う)が最も多い。よって、当サイトではAパターンを中心に説明する。
 なお、Bパターン(会場を横長に使う)も時々あるので、最後に少しだけ触れている。中央パターン(いわゆるセンターステージ)は、格闘技などでの使用がほとんどであり、コンサートではめったにないので本サイトでは触れない。

 横浜アリーナの公式サイトでは、すべてのパターンについて各座席からの眺めが360度の画像で見られるようになっており、雰囲気が非常に分かりやすいので、ぜひ一度は見ておくべきである。

◆ ◆ ◆

 横浜アリーナの座席には、センター、アリーナ、スタンド、立見の4種類がある。要注意なのは、通常の会場でいうところのアリーナはここではセンター席と呼ばれ、通常なら1階スタンドと呼ばれる部分が横浜アリーナではアリーナ席と呼ばれるという点である。もっともショックが大きいのは、『チケットにアリーナ席と書いてあったのでいわゆるアリーナ部分を想像していたら、会場に入ってみたら実はスタンドだった』というケースであろう。この点は勘違いしてしまう人が非常に多いので気をつけてほしい。図にすると以下のようになる。


座席全体のイメージ。

(1) Aパターン概説

 まずAパターンの座席表だが、アリーナ席・スタンド席の座席については公式サイトで十分把握できると思うが、センター席の座席表は用意されていない。また、公式はアリーナ・スタンドについても一枚絵にはなっていないので、下に画像ファイルとして作成しておいた。ただし、あくまでこれは例であり、特にセンター席は公演ごとに配置が異なるため、以下の説明とあわせて読んでいただきたい。

 また、実際に座席からステージがどのように見えるかがイメージできるページも用意してみた。公式サイトの360度ビューのほうが雰囲気がわかりやすいような気もするが、一応作ったので、公式とあわせて参考にしていただければと思う。

 Aパターンの会場全景は以下のような感じ。ステージ向かって右手(アリーナFブロックあたり)から客席側を見ている。


アリーナFから見た会場全景。

 それから、これはAパターンでもBパターンでも同じだが、アリーナ席・スタンド席のチケットには扉番号が記載されていることがある(書かれていないこともある)。記載がある場合は下の赤丸の個所のように書かれている。

 普通に考えれば、この扉から入れば席に最も近いということになるが、横浜アリーナでは全ての扉が開放されていることはめったにない。たいてい扉の前でチケットチェックをしているので、全扉を開けると人員が足りないからだと思われる。
 理由はさておき、現実問題としてチケットに記載されている扉から入れるとは限らないということは知っておきたい。実際には会場でその近くの扉から入れば済むことなので大きな問題ではない。

◆ ◆ ◆

 そういうわけなので、扉番号は会場に入ってしまえば上記のとおりほとんど意味をなさないが、あらかじめ自分の席の場所を調べるときには有効である。細かい席番号を探さなくても、扉番号でだいたいの位置はわかるからである。
 下に扉番号だけを記載した会場図を載せておくので、自分の席のだいたいの位置を把握するのに使っていただければと思う。

(2) センター席

 一般的にはアリーナと呼ばれるエリアである。センター席は通常のホールと同様、○列○番という表記方法で表されている場合と、他のアリーナ会場のように○ブロック○番というようなブロック表記でなされている場合とがある。


センター席。

 上記オフィシャルサイトでは、○列○番方式で記載されているので、その場合はオフィシャルサイトに行けばほぼ間違いなく自分の席が分かるだろう。通常は列が1列〜63列、番号は1番〜54番となるようだ。25〜30番あたりはほぼ中央ということになる。ここで注意しておきたいのは、通常のホールならば番号は下手(ステージ左手)から1、2、3…となるのに対し、横浜アリーナは上手(ステージ右手)から1、2、3…と番号が振られることである。よく調べずに普通の感覚でオークション等で落札すると、好きなメンバーとは逆側だった、ということにもなりかねないので気をつけたほうがいいだろう。

◆ ◆ ◆

 一方、ブロック方式の場合だが、座席の置き方は変わらない。すなわち、オフィシャルサイトと同じ席配置であり、ブロックの切れ目は座席図の通路で分けられることになる。つまり、A〜Dブロックはオフィシャルサイトの座席図で言うとそれぞれ1〜13列、14〜30列、31〜46列、47〜63列に該当し、左側のブロックが1ブロック、中央が2ブロック、右側が3ブロックとなる。
 なお、このブロックの切り方は、設備の形状が決まっている以上そう大きく変わらないとはいえ、公演によって微妙に違うので気を付けてほしい。たとえばセンター14列が必ず2ブロック目の最前列になるとは限らない。

 大雑把なブロック配置は上記の通り。各ブロックごとに通し番号で座席を指定される。1列が何席で折り返されて何番だと何列目になるか、ということは、数えれば分かることであり、長くなってしまうのでここでは触れない。オフィシャルの座席図を見て、各ブロックの隅から1番〜と数えていけば自分の席がどこかは分かるはずである。

◆ ◆ ◆

 ここはセンター席にもわずかながら段差が設けられていることがある。 センターの列数自体が公演によって微妙に変わるため、何列目から段差があるかははっきりとはいえないが、段差がある場合、ほぼ中央に一段段差があり、場合によっては後方にも何段か段差が設けられている。とはいってもせいぜい10cm程度の段差しかつくれないため、実際はその段の最前列でなければほとんど意味がない。期待していくべきではなく、偶然段差のある席だったらラッキー程度に思うほうがいいだろう。
 また、そもそも段差が設けられていないことももちろんある。いずれにしてもセンター後方はどうしたって見えにくいことには変わりない。

 ちなみに、センター席最後列(=アリーナB,Cの最前列)からの眺めは下の通り。


センター席最後列からの眺め。

◆ ◆ ◆

 なお、センター席全体の広さについては、以下の記事もあわせてご覧いただけるとよりわかりやすいと思う。

オールスタンディングの場合

 ロックのライブだと、センター席がオールスタンディングになる場合もある。その場合のブロックの区切り方は毎回異なるので、決まったパターンがあるわけではないが、そのイベントやアーティストの公式サイトなどで公表されていることも多いので確認しておくのがいいだろう。


オールスタンディングのセンター席。
後方ブロックに誰もいないのは、客入れが完了していないため。

(3) アリーナ席

 一般的には1階スタンドと呼ばれるエリアである。繰り返すが一般的な「アリーナ席」とは違う。たとえば「アリーナA」とチケットにあれば、一般的な会場ならステージの目の前ということになるが、横アリに限ってはステージ上手側のスタンド部分になるので注意していただきたい。

 アリーナ席はA〜Fブロックに分けられている。各ブロックの間はセンター席の入り口になるため通路がつくられず、会場内ではブロック間の移動はできなくなっている。


アリーナ席の各ブロックの位置関係(再掲)

 アリーナ席は全てのブロックが22列まであり、アリーナAとアリーナDは11列と13列の間(12列は存在しない)、それ以外のブロックは10列と12列の間(11列は存在しない)に通路がある。前を人がちょろちょろするのが気になる人は、その辺りの列はやめたほうがいいかもしれない。

◆ ◆ ◆

 また、さいたまスーパーアリーナと同じく、アリーナ最前列とセンター席はほとんど同じ高さである。 アリーナ最前列だからと言って、座って見られるとは限らないので注意して欲しい。
 特にアリーナAとアリーナDは、前方5列目までがセンター席と同じく平らになっていることが多い。こうなるとアリーナ席の意味が全くない。センター席でいうと15〜45列目くらいに該当するので、番号によっては良い席と言えば良い席なのかもしれないが段差が全くないのはいただけない。


アリーナ席。上方のボックス席には通常は一般客は入れない。

 あと、アリーナ席全般の注意事項としては、席が可動席になっており、使用する際は体育館のスタンド席のように壁から引き出して設置するため、席の間にわずかながら隙間ができており、ここに荷物を落とすと構造上取り出すことができないということだろう。カバンのように大きな物は落ちないが、パンフレットや財布などの薄い物は落ちてしまう可能性があるため荷物の管理には細心の注意を払いたい。


アリーナ席の椅子。列の間に隙間がある。
(i) アリーナ B、C

 ステージの正面の席である。ステージ全体を見渡せる反面、ステージから最も遠いという欠点がある。 ゆっくり見たい人にはお勧めの席である。
 ただし、最前列はセンター席とほぼ同じ高さのため、センター最後列と大差ないという欠点がある。


アリーナC(40番辺り)最後列からの眺め。

アリーナB(40番辺り)最後列からの眺め。
(ii) アリーナ A、D

 ステージの横に位置する。番号によってはステージに非常に近く、花道の作り方によっては目の前までアーティストが来てくれる可能性がある。 ステージに近いが、ステージの深いところはセットなどによって見切れてしまったり、ビジョンが見にくかったりという欠点もある。
 また先ほども述べた通り、前方数列に段差がない場合があるので注意が必要である。


アリーナD(40番辺り)最後列からの眺め。

アリーナA(40番辺り)最後列からの眺め。
(iii) アリーナ E、F

 いわゆるバックステージ。開放しないことも多いが、開放されればアーティストに最も近い席といえる。最前列などはセンター最前列よりアーティストに近いし、そもそも席の高さがステージの高さと同じなため、花道でハイタッチしてもらえる可能性はこの席が一番高い。
 ただし、当然ステージセットの正面は見えないし、アーティストも横から見る感じになる。下手をしたら背中しか見えないということもあり得る。 ビジョンも非常に見にくいなど、演出効果を楽しむのは難しい席だろう。


アリーナF最前列からの眺め。
ステージは近いどころか、目の前である。

アリーナF(80番辺り)最後列からの眺め。
ステージの奥はほとんど見えない。

(4) スタンド席

 一般的には2階スタンドと呼ばれるエリアである。まあ、スタンド席と呼んで間違いではない。


スタンド席。

 スタンドは全ブロックが10列しかなく、5列と6列の間が通路になる。ここの6列目の前はアリーナ席と違い、手すりもあるし段差もある。座ったまま見られるので、おすすめの席である。なお、扉の上の席は6・7列目がないので、8列目の人が座って見られることになる。
 どれくらい見やすいかというと、下の座った目線での写真を見てほしい。ステージまでの距離がどうこうということより、座ったままでもステージがまったく遮られていないことに注目してほしい。通路を挟んだ前の人が全員立ち上がっているにもかかわらずこの見やすさである。小さな子供がいる場合などは、この席は非常におすすめである。


6列目から座って見たステージ。
(i) 西スタンド

 ステージをやや上手側〜正面あたりから見られる席になる。アリーナ席と同様、見晴らしのよさとステージからの距離は引き換えになるので、 どちらをとるかはその人次第ということになる。


西スタンド一桁あたりから見たステージ。
(ii) 北スタンド

 ステージを正面〜やや下手側から見られる席になる。西スタンドと条件はほぼ同じ。番号が大きいほどステージに近くなる(=角度がきつくなる)ので、100番を超えるようだとほぼ斜めから見る席だと考えてよいだろう。といってもステージが見切れるというようなことはないので安心してほしい。


北スタンド50番前後から見たステージ。
(iii) 東スタンド

 ステージを下手側のほぼ横から見る席になる。座席としては1番〜152番まで存在するが、ほとんどステージ後方になるため解放されない。動員にもよるが、一般的には50〜60番ぐらいまで解放されるようである。それ以上の番号を出す場合、ステージサイド席などと銘打つことが多い(もちろん、区別しないライブもある)。


北スタンドと東スタンドの間から見たステージ。
このあたりなら真横という感じはない。
(iv) 南スタンド

 1番〜125番まであるが、ロイヤルボックスがあるためにそのほとんどがステージ後方である。そのため、まったく解放されないことも多い。解放されてもほんの一部分だけということが通常である。
 演出は極めて見にくいが、ステージまでの距離は近い。


南スタンド120番台の最後列から見たステージ。

(5) 立見席

(i) 2階立見席

 「2階立見席」と書いたが、たいていは単に「立見席」と表記される。後述の「4階立見席」がある場合は区別されるために「2階立見席」のような表記がされる。以下、単に「立見席」と書く場合は「2階立見席」を意味する。


黄色く塗ったところが2階立見席。その左側がアリーナ席、右側がスタンド席。

 横浜アリーナの立見席は、上の写真のとおりアリーナ席後ろの通路になる。したがって、距離的にはスタンド席よりステージに近いことになる。また、通常は場所の指定がないため、早く並べば一番ステージ寄りを押さえることもできる。一方で入るのが遅いと2列目、3列目で見なくてはならなくなり、ステージが非常に見にくくなってしまうこともある。


2階立見席。本来は通路なので幅はそれなりにある。

 また、立見席は、会場への入り口が会場正面ではなく裏手に設けられることが多いので、入場時に並ぶ場所などは注意してほしい。もし入り口が違う場合は会場周辺に案内板が多数立てられているので、それを見逃さなければ大丈夫だろう。
 また、整理番号にアルファベットがついている場合(A100番など)は、立見区域が指定されていることがある。原則はアリーナ席のブロックを基準に区切られている(立見AならAブロックの後ろ)ようだが、必ずしもそうでない場合もある。なお、立見の発券数が少ない場合は、立見ゾーンが限定されることがある。

◆ ◆ ◆

 立見席(=アリーナ最後列)からの眺めは下の通り。


立見席からの眺め。

◆ ◆ ◆

 上で「通常は」と書いたが、立見をそんなに出さない場合、武道館の立見席と同じように場所を指定することも時々ある。その場合、立見席の前の手すりに整理番号を書いた紙が貼り付けられており、自分の番号の場所で見ることを強制される。これだと最前列の争奪戦は起こらないが、見やすい場所を探して移動することもできなくなる。


立見席の手すりに貼られた整理番号。
(ii) 4階立見席

 本項の最初にも書いたとおり、まれなケースだが、スタンド最後方にも一部立見席が設けられることがある。スタンド最後方には通路がないが、東スタンドから北スタンドにかけての部分のみ通路があり、そこが4階立見席となる。
 この場合は4階立見席というような表記がされ、一般的な立見席(4階立見席が出ている場合は、普通は区別のために「2階立見席」と表記される)とは違うということがわかるようになっている。


4階立見席からの眺め。

(6) Bパターン(会場を横に使う)概説

 最初に述べたとおり、横浜アリーナでのコンサートはほとんど上に述べたAパターンで実施されるが、ときどき会場を横に使うことがある。公式サイトではBパターンとされているレイアウトである。センター・アリーナ・スタンドの呼称は変わらないが、ステージが横長になるため、これまでのパターンに比べてどの席からもステージが近くなる反面、ステージ裏の部分が大きくなるため動員数は落ちる(バックステージを開放する場合もあるが)。


横向き使用時の全景

 大きな違いとしては、センター席が、通常は最大で縦60列×横54席なのに対して最大で縦30列×横108席となる程度で、あとは普通に考えれば分かる範囲と思われる。


横向き使用時のセンター席

 上の写真はアリーナ席の最後列から撮ったものだが、通常のときと比べてかなりステージは近い。

 Bパターンについても一枚絵を作成しておいた。ただし、繰り返すがセンター席の配置は公演ごとに違うので確実ではない。

4. その他情報

(1) 持ち込み

 持ち込みは可能だが。客席内での飲食は原則禁止で、ロビーで食べることになっている。

(2) 飲食物(会場内)

 2階(アリーナ席入口のフロア)に売店がある。しかし値段は割高なので、できれば外で買ってきたい。

 自販機もあるが、観光地価格である。中で買うのはバカバカしいので、飲み物は買って持ってくるべきである。


2017年7月時点の自販機。
(3) 携帯電話

 少し電波状態が悪いが、使えないことはない。

(4) グッズ販売

 販売は場内だが、開場前は外から買うことができることがある。したがって、チケットのない人は開場してしまうと買うことができない。だいたい場外販売は会場30分前くらいに打ち切られるので、チケットがない場合はその前に行かなくてはならない。

(5) トイレ

 やはり数は足りない。女子トイレは長蛇の列になることがほとんど。 開演前やアンコールの時にトイレに行くのはかなり難しいので、開演中に行くか、あるいは入場前に外のトイレで済ませておくべき。
 また、男子トイレは、女性アイドルなど明らかに客がほとんど男の場合以外はたいていステージ側のトイレしか使えなくなる。ほとんどの席からかなり遠いことになるので、注意すべきだろう。


開演前のトイレはだいたいこうなる。
(6) コインロッカー

 会場内には各フロアに合計500弱のロッカーがあるが、1万以上というキャパに比べれば少ないため、特に冬場などはあっという間に埋まってしまう。また、ロッカーの場所によってはもろに帰り道にあたるため、終演後はロッカー前が大混雑、ということもある。いすの下など多少なら荷物を置くスペースはあるため、よほど大きな荷物でなければ座席まで持ち込んだほうがいいだろう。
 駅のコインロッカーについてはコインロッカーサーチが詳しいので参考にしていただきたい。


1階(センター席)ロビーのロッカー。

2階(アリーナ席)ロビーのロッカー。

5. 終演後

 通路はけっこう広いが、アリーナ席・スタンド席から出口に向かう階段は入口が狭いため、出口で確実に詰まる。出口付近でグッズ販売もしているため、余計混雑する。裏の扉を開放してもらえる場合もあるが、いずれにしても急いでいるなら早めに出ることが大事である。


終演後の出口の階段。渋滞がかなりひどくなる。

 センター席は客席の出口と会場の出口が同じフロアなので、階段は関係ないが、そもそもセンター席の出口は通常2か所(上手側の前方と後方に1か所ずつ)しかないので、ここで詰まる。

6. 公式情報

客席数17,000席
所在地神奈川県港北区新横浜3−10
電話045-474-4000(代)
オフィシャルサイトhttp://www.yokohama-arena.co.jp/

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