さいたまスーパーアリーナ


最終改訂:2012/04/28
作成:2004/03/02

 首都圏有数のアリーナ会場であるさいたまスーパーアリーナ。その収容人数は1万人を越える。通称は「たまアリ」または「さいアリ」。
 キャパ的には横浜アリーナ、代々木第一体育館と同ランク(といってもこれらの会場よりは多い)なので、アリーナツアーの場合の首都圏公演はこれら3会場か日本武道館のうちのどれか、または複数会場での公演となることが多い。

ガラケーで見ているため、このサイトがまともに見られないという方向けの超簡易版はこちら

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1. アクセス

 さいたまスーパーアリーナの最寄り駅はさいたま新都心駅である。 使える路線は高崎線、宇都宮線、京浜東北線の三路線。埼京線ならば北与野駅になる。 しかも、間違えて快速に乗ったりすると、さいたま新都心を通過して大宮まで行っちゃったりする。 早い話が都内からの交通の便はかなり悪いということであり、余裕をもって出発しないと開演に間に合わないかも。主要駅からさいたま新都心駅までのアクセスは下記の通り。

新宿駅 → 埼京線で赤羽まで行き、宇都宮線に乗り換えて2駅。乗車時間は26分だが、乗り換えに手間取るともっとかかる。
上野駅 → 宇都宮線で4駅、乗り換えなし。乗車時間24分。これが一番楽かも。
大宮駅 → 京浜東北線または根岸線快速で1駅。所要時間2分、

 また、北与野駅を使う場合は下記の通り。

新宿駅 → 埼京線で14駅、乗車時間35分。乗り換え無しなので楽だが、駅からちょっと歩く。山手線の左半分から行くならこちらの方法も選択肢に入れてよいだろう。
大宮駅 → 埼京線で1駅。というか隣の駅。大宮からならわざわざ埼京線をつかわなくても、京浜東北線でさいたま新都心駅に向かえばよいだろう。

 その他各駅からのアクセスは、Yahoo!路線情報などで調べられたい。

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 さいたま新都心駅についたら、出口はひとつしかない。出口を出て左手に歩けば、すぐ会場なので迷うことはないだろう。車で行く場合は駐車場があるようだ。詳しくは会場に問い合わせてほしい。

2. 買い物をする

 スーパーアリーナの前に広がるけやきひろばの手前にコンビニとロイヤルホストがある。また、1階部分に降りればローソンがあるので食料が買えるし、軽食程度なら食べることもできる。
 また、さいたま新都心駅を出て会場と反対の右側に出ればデニーズやマクドナルドがあり、またイトーヨーカドーの地下の食品売り場でドリンクなどを買うこともできる。また、居酒屋も5時には開くので、開演が遅いコンサートであれば一杯飲んでから参加することもできるだろう。

 その他、けやきひろばの1階にどんなお店があるかはこちらを参照。

 飲食店を調べる → ぐるなび  ホットペッパー 食べログでさいたま新都心駅周辺を調べる

3. 会場に入る

 駅から出て人の流れに乗っていけば会場までたどりつくのは簡単である。

 ゲートの配置はこのような感じである。基本的なゲートは

アリーナ → Wゲート
200・300レベル → Aゲート(、Bゲート)
400・500レベル → Nゲート

 となる。なお、レベルというのはスタンド席の階を表していると思っていただければ間違いない。

 通常、入場ゲートはチケットに記載してあるのでそれに従えばよい。Aゲート、Bゲートは駅から会場に向かって歩いていけばまっすぐ着けるが、Wゲートは一度けやきひろばから地上に下りなければならない。また、Nゲートは地図だと裏から回ればすぐ入れるように見えるが、実際にはAゲート・Bゲートの横から会場の外通路を通っていかないとたどり着けない。

 ただ、開演時間が迫ると、チケットの記載に関係なく全席Aゲートからの入場になることがあるので、注意してほしい。その場合、逆サイドの席だと席までたどり着くのに10分くらいかかることもざらなので、特にこの会場ではあまりギリギリに会場に入るのはよくない。また、Aゲートは200レベルの高さにあるので、それ以外のレベルだと階段の乗降が必要だが、これもまた時間がかかる要因のひとつになる。関東近郊のアリーナクラスの会場では入り口から座席まで最も時間が掛かる会場だと思う。入り口から最も遠い席だと東京ドームより時間がかかることもある。

 また、この会場特有の事情として、客席内は左右に移動できる通路がないため、指定された扉以外から入ると席までたどり着けない。そのため、たとえば開演ギリギリに到着した場合や開演に遅れてしまった場合、他の会場であればとりあえず一番近い扉から客席に入って自分の席を探す、ということができるが、この会場では指定の扉まではステージが見えないまま客席外の通路を通らねばならない。そういった意味でも、この会場でのコンサートは他の会場より早めの到着を心がけたい。

 また、この会場には、ゲートとは別に扉番号というものがある。下に掲載したチケットでは「408入口」という表記がそれに該当する(チケットによっては、○○○扉と記載されているが、同じである)。


チケットにゲートは明記されている。

 この会場はすべての客席入り口に扉番号がついているため、それでだいたいの席はわかる。なお、扉番号はスタンド席の場合のみ存在する。アリーナ席の場合は扉の指定はない。

4. 座席解説(概説)

 この会場はスタンド席が可動式であり、3万人以上を収容できるスタジアムモード、1〜2万人程度のアリーナモード、アリーナモードを区切って6千人ほどを収容するホールモードの3つのモードがある。ほとんどのコンサートはアリーナモードで行われるが、人気アーティストの公演だとスタジアムモードが使われる場合もある。ホールモードのコンサートは過去にもほとんど例がないので、本ページでは言及しない。
 どのモードを使うかは、さいたまスーパーアリーナ公式サイトのスケジュールに出ているので、座席を調べる前提知識として確認しておく必要がある。スケジュールにはステージの位置もあわせて掲載されていることも多いので、調べておいて損はないだろう。

公式サイト

 アリーナモード、スタジアムモード共にステージの位置によって「エンドステージ1」「エンドステージ2」「センターステージ」の3パターンがあるが、コンサートでセンターステージが使われることはあまりなく、エンドステージ1か2での公演がほとんどである。
 なお、アリーナモードの場合は「エンドステージ2」が、スタジアムモードの場合は「エンドステージ1」がよく使われる。以下は各パターンのだいたいのステージ位置である。


アリーナモード「エンドステージ1」
時々使われるレイアウト。

アリーナモード「エンドステージ2」
通常はこのレイアウト。

スタジアムモード「エンドステージ1」
通常はこのレイアウト。

スタジアムモード「エンドステージ2」
めったにないレイアウト。

 また、先ほども少し触れたが、この会場は座席の階層の呼び名が特殊であり、「階」ではなく「レベル」と呼ぶ。アリーナ席のことをアリーナレベルと呼ぶのはなんとなく分かると思うが、いわゆる1階スタンド席が200レベルとなり、その上が300レベル、400レベル、500レベルと続く。ちょっと変わっているので慣れないとなんだかよく分からないかもしれない。

5. 座席解説(アリーナモード)

 アリーナモードの場合の席は大きく分けてアリーナ・200レベル・400レベルの3種類である。200レベルがいわゆる1階スタンド席、400レベルが2階スタンド席に該当する。
 いちおう、200レベルと400レベルの間には300レベル(スイートレベルとも呼ぶ)が、400レベルのさらに上に500レベルがあるが、これらはバルコニー席のようになっていて数が非常に少ない。

 以下では、もっとも一般的な「エンドステージ2」の場合について解説する。


400レベル、ステージに向かって左手の後方から撮影。

 アリーナモードの一般的な座席表については、公式サイトでも事足りると思うが、FLASHになっていて人によっては見にくいと思うので一枚絵を作成しておいた。ただし、あくまでこれは例であり、特にアリーナ席は公演ごとに配置が異なるため、以下の説明とあわせて読んでいただきたい。


(1) アリーナレベル

 さて、アリーナはこの会場でもご多分に漏れず後ろは全く見えない。縦長の会場のうえに段差がないから、後ろの方は悲惨なものである。


アリーナ席配置の一例。

 アリーナ席はブロック分けされており、ブロックごとの通し番号となる。固定座席でないため一定の配置がないので、上の座席表はあくまで一例と考えて欲しい。公演によってはアルファベットがEまでではなくDまでしかなかったりするなど、変則的になることはあるが、だいたいこのパターンの変形の域を出ないようである。

 また、アリーナ席は原則ブロックごとに12席で1列を折り返す。つまり、1〜12番が1列目、13〜24番が2列目…という具合になる。自分が何列目くらいになるのかの参考にして欲しい。

 ただし、1列を10席で折り返すパターンも散見され、東京ドームや日本武道館ほどは確定的な配置というものはない。これは詳細なアリーナ座席表が公開されない限り事前に知る方法がないので、入場してみるまでなんともいえない。

(2) スタンド席概説

 この会場のスタンド席は、他のアリーナ会場のようにブロック名や方角が付けられておらず、座席番号がフロアですべて通し番号になっているために、席の番号だけで自分の席の位置を知るのはかなり面倒である。そのため、自分の席がどこになるかを見極めるには、まず扉番号を把握するのが肝心である。また、スタンド席は座席内を左右に抜ける通路がないため、最寄りの扉から入らないと席までたどりつけない。その意味でも扉番号をチェックしておくことは重要である。まずは下の図を見ていただきたい。

 これは、会場の全体図に扉番号だけを書き入れたものである。扉番号の百の位がその席のレベルを表している。すなわち、2xx扉なら200レベル、3xx扉なら300レベルという具合である。

 また、アリーナ席のところで会場を横に使う場合があると書いたが、公式サイトにステージパターンが記載されていなければ出回っているチケットから推測するしかない。たとえばオークションなどに出ているスタンド席をざっと調べ、本来ステージ裏になるはずの221〜224扉あたりの席が出回っているのに232〜239扉あたりの席がまったく見つからない、というような場合は会場を横に使っていると考えられる。

 これをふまえて、以下で各レベルについて注意点を挙げる。

(3) 200レベル

 いわゆる1階スタンド席である。同じ200レベルでも、座席図を見れば分かると思うが前と後ろではずいぶん眺めが違う。席をあらかじめ確認しておかないと、会場に入ってから愕然とすることになりかねない。注意しておいてほしい。
 また、200レベルの最前列はアリーナとは階段1段分しか差がないので、背が低いと座ったままではステージが見にくい可能性がある。ちなみに最後列は32列(ただし、会場の隅の部分など、曲がっているあたりはもっと少ない)。


200レベルの最前列。

200レベルは座席の傾斜があまりない。

200レベル下手後方からみたステージ。
だいたい219扉あたりの位置

 ちなみに、公式サイトの座席表では、200レベル1列とアリーナ席との間にアルファベットのA〜H列が存在しているが、実際のコンサートでこの列が使われることはほとんどない。

(4) 300レベル (スイートレベル)

 200レベルと400レベルの間に少しだけあるバルコニー席が300レベルである。ここはバルコニー状になっており、3列しかない。 入れば分かるが、他のほとんどの席と明らかに待遇が違う。おそらくスポーツなどの時は値段が違うのだろうが、コンサートでは全て値段が同じなのでちょっと納得行かない。
 ここは全て座ったままステージを見られるので、ゆっくり見たい人にとってはかなり良い席である。また、ここは通常ステージ正面になるので、距離はあるが全体を見渡すことができる。なので、ステージからの距離は最も遠い。単に近くで見たいだけならば悪い席だろう。


300レベルの座席。

 以下、本稿ではこのような席をVIP席と呼ぶ。

(5) 400レベル

 分類としては4階になる。しかし300レベルがわずかしかなく、他の会場なら2階スタンド席と言ってもよい席である。東京ドームで、バルコニー席を1層と数えず、その上にあるスタンド席を2階スタンドと呼んでいることを考えればわかりやすいだろう。

 400レベルはいわゆる普通の席とVIP席が両方存在する。

(i) 172〜312番(407〜412扉)、562〜702番(425〜432扉)

 いわゆる普通の席。200レベルと同じ感じになる。この席番号ならば列に関わりなく普通の席になる。


400レベルの椅子。

 椅子はこのような感じである。スタジアムとしても利用されるため、ドリンクホルダーがついているなど結構いい椅子だと思う。
 椅子自体は200レベルと同じものだが、座席全体の傾斜が200レベルよりすこし急になっている。


400レベル下手後方から見たステージ。

 400レベルでは、中央の一番深いところで24列まである。しかし壁面の湾曲が激しいので、両端の一番浅いところだと10列もなかったりするので注意。

(ii) 94〜171番(403〜407扉)、313〜561番(414〜425扉)、703〜780番(432〜436扉)

 ここはVIP席になる。この区間はすべて5列しかない。席のつくりなどは300レベルと同じで、ゆっくり見るには非常に良い席である。ただし300レベルと同様、ステージからの距離は最も遠い。
 なお、313〜561番は通常はバックステージになるため開放されない。


400レベルのVIP部分の座席。

(6) 500レベル

 最上階。一番後ろといってもよいが、ここも300レベルと同じくVIP席であり、300レベルと同じく3列しかない。
 座席の前に柵があり、座ったままでもステージがよく見える。ここは数が少なくなかなか手に入らないだろうが、ゆっくり見るにはお勧めの席である。ただし、300レベルと同様ステージ正面になるので、ステージから最も遠く、ステージとの距離を重視すると悪い席になってしまう。

(7) 400レベル潰し

 特にフェスに多いが、アリーナをスタンディングにする場合など、400レベルを使わない場合は天井を下げて400レベルそのものがないように見せる場合がある。
 これだと一見空席がないように見えるし、天井が低いのでアリーナ級の大会場にもかかわらずほどよい圧迫感で楽しめる。

 また、単純に客の入りが非常に悪い場合に400レベルを潰す場合もある。アリーナに座席があるのに400レベルが潰されていたら、相当チケットが売れなかったんだと想像できてしまう。

 下の写真は400レベルが潰された様子。200レベルのすぐ上まで天井が降りてきている。天井ぎりぎりに見える白いラインは本来なら400レベルの最前列の壁である。


写真はフォロワーの方にいただきました。

(8) アリーナモード/エンドステージ1の場合

 ケースは少ないが、会場を横に使うパターン(公式サイトで「エンドステージ1」とされているもの)が使われる場合もある。

 たとえばこの2004年5月に行われたケミストリーの公演はエンドステージ1のパターンで開催された。このようなケースは珍しいが、絶対無いとは言い切れないので注意して欲しい。さいたまスーパーアリーナの公式サイトにステージパターンが出ている場合もあるので、事前に確認しておきたい。

6. 座席解説(スタジアムモード)

 会場をフルに使うとこのモードになる。キャパが3万超えと非常に大規模になるため、このモードでコンサートを行えるアーティストは数少ない。

 アリーナモードと同様にエンドステージ1、エンドステージ2、センターステージの3パターンがあるが、以下では最も多く使われるエンドステージ1について説明する。


2012年1月28日・Perfume公演の会場全景。

 スタジアムモードは、上のアリーナモードの座席表を横に引き伸ばし、広がった部分に200レベル・400レベル・500レベルが作られると考えてもらえればよい。実際の位置関係は下図のとおり。なお、拡張部分には300レベルはないため、300レベルの席の数はアリーナでもスタジアムでもまったく変わらない。

 全体の座席図の一枚絵は以下のとおり。こちらもアリーナモードと同様、アリーナ席の配置は公演ごとに違うので、あくまで参考情報と考えてほしい。


(1) アリーナレベル

 後ろからの見えなさはアリーナモードの比ではない。キャパ3万というのを単純に他の会場と比較しても、横浜スタジアムや西武ドームと同等なので、乱暴に言ってしまえばもはやアリーナ後方はドームのアリーナ後方並みに見えないと覚悟したほうがよい。なお、当然ながら段差はない。

 ブロック割りは一般的なアリーナ会場と同様、前からA〜EまたはFブロックまでに分けられ、左右には9〜11ブロック程度に分けられることが多いようだ。

(2) スタンド席

 アリーナモードと同様、まず扉番号が重要なので、以下に扉番号だけを記載した図を載せておく。

 各レベルの詳細な説明については、アリーナモードを参考にしてほしい。数は少なくて申し訳ないが、ステージの眺めは以下のような感じになる。


220扉あたりから見たステージ。

202扉あたりから見たステージ。

(3) スタジアムモード/エンドステージ2の場合

 スタジアムモードの公演自体が少ないので、その中でエンドステージ2で行われた事例はさらに少ない。数少ない例として、以下は2012年3月に行われたAKB48の公演でのアリーナ席ブロック分けを載せておく。
 薄い色でこの時の花道も書いてあるが、他の公演ではこれほど花道のスペースを大きくとることはまずないと思うので、その点はあまり参考にはならないだろう。

7. その他情報

(1) 持ち込み

 持ち込み可能。ただ、ペットボトルが持ち込めない時があるので、パック飲料にしておいたほうが良いかもしれない。

(2) 携帯電話

 電波は非常に悪い。席によっては圏外になるだろう。

(3) グッズ販売

 場外で販売することがほとんどなので、チケットがなくても買うことができる。 また、開場後は場内でも販売されていることが多い。

(4) トイレ

 館内の男子トイレを一部女子トイレとして使うことが多いが、それでも足りない。女子トイレは長蛇の列になることがほとんど。 開演前やアンコールの時にトイレに行くのはかなり難しいので、開演中に行くか、あるいは入場前に外のトイレで済ませておくべき。

8. コンサートが終わったら

 さいたまアリーナは規制退場になることはめったにない。座席ごとにそれぞれ出口に向かって欲しい。

(1) アリーナ席

 出口は後方の左右に一つずつ設けられる。早めに出ないと詰まってしまうだろう。

(2) 200・300レベル

 通路を通ってAゲートかBゲートから出ることになるだろう。通路が比較的広いので、それほどは混まないと思う。

(3) 400・500レベル

 出口はNゲートがメインになるが、会場内通路・出口を出てからの外の通路共に非常に狭い。ここはどうしようもないので、ゆっくり出るしかないだろう。

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9.公式情報

客席数 スタジアム(エンドステージ1):30,000席
スタジアム(エンドステージ2):30,000席
アリーナ(エンドステージ1):12,500席
アリーナ(エンドステージ2):16,000席
ホール:6,499席(上段 2,068席、下段 3,739席、ラムダ 692席)
所在地埼玉県さいたま市中央区新都心8
電話048-600-3001
オフィシャルサイトhttp://www.saitama-arena.co.jp/

since 2011/10/3